詳細
同じ失策数でも守備率は変わる
従来の記録は1991年西武の守備率.992だった。西武は130試合で4873守備機会、38失策。ソフトバンクも38失策だが、守備機会は408多い5281。失策数では当時の日本タイ記録、守備率では日本新記録になった。同じ38個という数字だけでは、二つの記録の違いを説明できない[B1]。
守備率.993は「飛んできた打球の99.3%をアウトにした」という意味ではない。ゴロを送球した野手の補殺と、受けた野手の刺殺は、それぞれ守備機会に数える。一つのアウトに複数の記録が付くことがある。また、守備範囲の外に落ちて安打になった打球は、失策でなければこの分母には入らない[A1]。
失策の判定には運も関わる。NPB公式記録員のコラムは、正確な送球でもベースに当たって方向が変わり、走者の進塁を許せば送球者に失策が付く例を説明している。守備率はミスの少なさを読む出発点になるが、守備範囲や打球の難しさまで同じ条件にそろえた総合指標ではない[A13]。
リーグ優勝した一年を投打守で見る
工藤公康監督のソフトバンクは94勝49敗、勝率.657でパ・リーグを制した。2位西武とは13.5ゲーム差。チーム本塁打164はリーグ最多で、チーム防御率3.22と失点483はともにリーグ最良。打率.259は2番目だった。守備だけで勝ったとするより、長打と投手力に少ない失策が加わったチームと見る方が、成績全体に沿っている[A2][A3]。
| 順位 | 球団名 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 | 打率 | 得点 | 本塁打 | 盗塁 | 防御率 | 失点 | 奪三振 | 完封勝 | 守備率 | 守備機会 | 失策 | 併殺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 94 | 49 | 0 | .657 | .259 | 638 | 164 | 73 | 3.22 | 483 | 1203 | 21 | .993 | 5281 | 38 | 86 |
| 2 | 西武 | 79 | 61 | 3 | .564 | .264 | 690 | 153 | 129 | 3.53 | 560 | 967 | 17 | .984 | 5503 | 88 | 126 |
| 3 | 楽天 | 77 | 63 | 3 | .550 | .254 | 585 | 135 | 42 | 3.33 | 528 | 1144 | 13 | .986 | 5320 | 74 | 113 |
| 4 | オリックス | 63 | 79 | 1 | .444 | .251 | 539 | 127 | 33 | 3.83 | 598 | 1015 | 8 | .986 | 5399 | 78 | 118 |
| 5 | 日本ハム | 60 | 83 | 0 | .420 | .242 | 509 | 108 | 86 | 3.82 | 596 | 968 | 6 | .984 | 5359 | 86 | 108 |
| 6 | ロッテ | 54 | 87 | 2 | .383 | .233 | 479 | 95 | 78 | 4.22 | 647 | 939 | 5 | .984 | 5439 | 89 | 116 |
2017年のレギュラーシーズン最終順位で、守備率の順位ではない。全チーム143試合。併殺は選手別の参加数を足した値ではなく、NPBの「併殺・球団」。打率・防御率・守備率は公式表示。引き分けは試合数に含め、勝率の分母からは除く[A2][A3]。
| 順位 | 球団名 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 | 打率 | 得点 | 本塁打 | 盗塁 | 防御率 | 失点 | 奪三振 | 完封勝 | 守備率 | 守備機会 | 失策 | 併殺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 広島 | 88 | 51 | 4 | .633 | .273 | 736 | 152 | 112 | 3.39 | 540 | 1035 | 9 | .987 | 5506 | 71 | 118 |
| 2 | 阪神 | 78 | 61 | 4 | .561 | .249 | 589 | 113 | 70 | 3.29 | 528 | 1223 | 9 | .985 | 5485 | 82 | 120 |
| 3 | DeNA | 73 | 65 | 5 | .529 | .252 | 597 | 134 | 39 | 3.81 | 598 | 1117 | 13 | .988 | 5447 | 66 | 126 |
| 4 | 巨人 | 72 | 68 | 3 | .514 | .249 | 536 | 113 | 56 | 3.31 | 504 | 1083 | 18 | .988 | 5481 | 68 | 126 |
| 5 | 中日 | 59 | 79 | 5 | .428 | .247 | 487 | 111 | 77 | 4.05 | 623 | 949 | 13 | .990 | 5489 | 57 | 143 |
| 6 | ヤクルト | 45 | 96 | 2 | .319 | .234 | 473 | 95 | 50 | 4.21 | 653 | 1011 | 6 | .984 | 5371 | 86 | 106 |
同年のセ・リーグを参考として掲載。両リーグの順位を一本化していない。こちらも143試合の公式戦成績で、主比較の「パ・リーグ他5球団」には含めない。セで最高の守備率は中日の.990だった[A4]。
代表オーダーは優勝を決めた日の先発
2017年9月16日、メットライフドームの西武戦で7対3の勝利を挙げ、リーグ優勝を決めた。この実際の先発オーダーを、シーズンを紹介する一例として使う。年間の最頻打順や固定メンバーを意味するものではない。右打者・左打者の入れ替えや欠場により、起用は試合ごとに変わっていた[A8]。
| 打順 | 位置 | 選手名 | 試合 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 守備区分 | 守備試合 | 刺殺 | 補殺 | 守備機会 | 失策 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (一) | 明石健志 | 103 | .279 | 81 | 1 | 23 | 5 | 一塁手 | 72 | 386 | 23 | 410 | 1 | .998 |
| 2 | (遊) | 今宮健太 | 141 | .264 | 139 | 14 | 64 | 15 | 遊撃手 | 140 | 183 | 377 | 567 | 7 | .988 |
| 3 | (左) | 中村晃 | 143 | .270 | 138 | 6 | 42 | 3 | 外野手 | 137 | 242 | 6 | 249 | 1 | .996 |
| 4 | (中) | 柳田悠岐 | 130 | .310 | 139 | 31 | 99 | 14 | 外野手 | 130 | 233 | 6 | 240 | 1 | .996 |
| 5 | (指) | デスパイネ | 136 | .262 | 125 | 35 | 103 | 3 | 外野手 | 3 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1.000 |
| 6 | (三) | 松田宣浩 | 143 | .264 | 140 | 24 | 71 | 5 | 三塁手 | 143 | 83 | 210 | 303 | 10 | .967 |
| 7 | (右) | 上林誠知 | 134 | .260 | 108 | 13 | 51 | 12 | 外野手 | 130 | 168 | 10 | 178 | 0 | 1.000 |
| 8 | (捕) | 甲斐拓也 | 103 | .232 | 48 | 5 | 18 | 4 | 捕手 | 102 | 635 | 63 | 699 | 1 | .999 |
| 9 | (二) | 髙田知季 | 58 | .228 | 26 | 2 | 8 | 2 | 二塁手 | 49 | 47 | 71 | 118 | 0 | 1.000 |
上表の数字は当日の打撃結果ではなく、2017年の年間成績。試合は打撃成績表の総出場試合数。位置は当日の先発守備位置。守備試合数と失策・守備率は該当する守備区分のみで、外野は左・中・右の合算。明石の二塁など、別区分は次表に分けた。捕逸は失策とは別記録で、甲斐は3捕逸。デスパイネの守備区分は年間の外野出場で、この日の指名打者の守備成績ではない。東浜巨がこの日の先発投手だった[A5][A6][A8]。
控えや兼任選手にも守備の記録がある
| 選手名 | 守備区分 | 試合 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 守備試合 | 刺殺 | 補殺 | 守備機会 | 失策 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 内川聖一 | 一塁手 | 73 | .297 | 79 | 12 | 50 | 0 | 72 | 527 | 36 | 565 | 2 | .996 |
| 本多雄一 | 二塁手 | 62 | .213 | 26 | 0 | 8 | 3 | 57 | 90 | 102 | 193 | 1 | .995 |
| 川島慶三 | 一塁手 | 81 | .264 | 29 | 5 | 13 | 2 | 26 | 46 | 6 | 52 | 0 | 1.000 |
| 川島慶三 | 二塁手 | 81 | .264 | 29 | 5 | 13 | 2 | 37 | 51 | 71 | 123 | 1 | .992 |
| 髙谷裕亮 | 捕手 | 92 | .206 | 36 | 1 | 20 | 0 | 92 | 521 | 42 | 564 | 1 | .998 |
| 明石健志 | 二塁手 | 103 | .279 | 81 | 1 | 23 | 5 | 36 | 61 | 65 | 127 | 1 | .992 |
| 明石健志 | 外野手 | 103 | .279 | 81 | 1 | 23 | 5 | 4 | 4 | 0 | 4 | 0 | 1.000 |
| 中村晃 | 一塁手 | 143 | .270 | 138 | 6 | 42 | 3 | 12 | 89 | 3 | 92 | 0 | 1.000 |
| 髙田知季 | 一塁手 | 58 | .228 | 26 | 2 | 8 | 2 | 3 | 22 | 1 | 23 | 0 | 1.000 |
| 髙田知季 | 三塁手 | 58 | .228 | 26 | 2 | 8 | 2 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1.000 |
| 髙田知季 | 遊撃手 | 58 | .228 | 26 | 2 | 8 | 2 | 7 | 9 | 20 | 29 | 0 | 1.000 |
先発表にない主力と、先発選手の他守備区分を補足した表。同じ選手の複数守備区分は別々の行にし、年間打撃成績は同じ値を繰り返している。試合は総出場試合数、守備試合は各守備区分の出場数。全選手の全守備位置一覧ではない。守備機会0で公式表示が.000の区分は、出場しただけで守備を失敗した意味にはならない。髙谷は捕逸2。表の数字を打者の総出場試合数で割って守備率を計算してはいけない[A5][A6]。
球団全体の失策を位置別に分ける
| 守備区分 | 刺殺 | 補殺 | 守備機会 | 失策 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一塁手 | 1196 | 79 | 1280 | 5 | 0.996 |
| 二塁手 | 317 | 400 | 721 | 4 | 0.994 |
| 三塁手 | 84 | 212 | 306 | 10 | 0.967 |
| 遊撃手 | 192 | 397 | 596 | 7 | 0.988 |
| 外野手 | 752 | 23 | 777 | 2 | 0.997 |
| 捕手 | 1226 | 111 | 1339 | 2 | 0.999 |
| 投手 | 62 | 192 | 262 | 8 | 0.969 |
個人守備表を守備区分ごとに独自合算し、小数第4位で四捨五入。全区分の刺殺3829、補殺1414、失策38はチーム公式表と一致。外野手は3位置の合算で、捕手と投手も含む。同じ選手が複数区分に載る場合は、それぞれの区分へ配分した[A2][A6]。
外野全体は777守備機会で2失策。上林誠知は130試合、168刺殺・10補殺、0失策だった。松田宣浩は三塁143試合、今宮健太は遊撃140試合を守り、三遊間の出場が長く続いた。一方、二塁は本多・明石・川﨑・川島・髙田らが担い、個人表の合算では4失策。固定した位置と複数の選手で埋めた位置が、ともに少ない失策につながったことは成績から読み取れる[A6]。
主な投手の年間成績
| 選手名 | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | ホールド | 投球回 | 奪三振 | 四球 | 失点 | 自責点 | 防御率 | 失策 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東浜巨 | 24 | 16 | 5 | 0 | 0 | 160 | 139 | 44 | 48 | 47 | 2.64 | 1 | .966 |
| 千賀滉大 | 22 | 13 | 4 | 0 | 0 | 143 | 151 | 46 | 47 | 42 | 2.64 | 1 | .962 |
| バンデンハーク | 25 | 13 | 7 | 0 | 0 | 153 | 162 | 47 | 57 | 55 | 3.24 | 1 | .960 |
| 石川柊太 | 34 | 8 | 3 | 0 | 1 | 98 1/3 | 99 | 50 | 38 | 36 | 3.29 | 0 | 1.000 |
| 武田翔太 | 13 | 6 | 4 | 0 | 0 | 71 | 60 | 33 | 35 | 29 | 3.68 | 1 | .947 |
| 和田毅 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 47 | 34 | 8 | 13 | 13 | 2.49 | 0 | 1.000 |
| 岩嵜翔 | 72 | 6 | 3 | 2 | 40 | 72 1/3 | 66 | 16 | 16 | 16 | 1.99 | 1 | .923 |
| 森唯斗 | 64 | 2 | 3 | 1 | 33 | 64 1/3 | 60 | 12 | 29 | 28 | 3.92 | 0 | 1.000 |
| モイネロ | 34 | 4 | 3 | 1 | 15 | 35 2/3 | 36 | 14 | 15 | 10 | 2.52 | 1 | .833 |
| サファテ | 66 | 2 | 2 | 54 | 3 | 66 | 102 | 10 | 9 | 8 | 1.09 | 0 | 1.000 |
主な投手を先発・救援の紹介順で掲載。石川は先発と救援を兼ねており、表の数字はすべての登板を合算した年間成績。投球回の1/3・2/3は小数ではなくアウト数に対応する分数。ホールドとホールドポイントは別の指標で、ここではホールドを掲載した[A7]。
東浜は16勝、千賀とバンデンハークは各13勝。救援では岩嵜が72登板・40ホールド、森が64登板・33ホールドを記録した。サファテは66登板で54セーブ、防御率1.09。チームは4完投に対して21完封勝だったので、少なくとも17完封勝は継投によるものと分かる。守り抜いた一年には、守備陣だけでなく投手をつなぐ力もあった[A3][A7]。
投手の三振と守備率の関係
チーム奪三振1203はパ・リーグ最多だった。三振によるアウトにも通常は捕手の刺殺が付くため、チーム守備機会には打球処理以外も含まれる。多くの三振を奪う投手陣は打球を処理する場面そのものを減らし得る。ただし、この事実だけで守備率の記録のうち何割が投手によるものかを分解することはできない[A3][A6]。
球団の失点483と自責点457との差は26点。しかし、この差をそのまま「38失策によって失った点」としてはいけない。自責点の判定には捕逸やイニングの再構成なども関わり、失策があっても失点しない場合がある。失策数、守備率、非自責点は、別々の角度から読む数字である[A1][A3]。
選手が語った守備への意識
この年のゴールデングラブ賞は、甲斐拓也、松田宣浩、今宮健太、柳田悠岐の4人が受賞した。球団発表に載った今宮のコメントは、それまでの受賞年の中でも技術的に納得できる守備だったという内容。松田も、練習と試合の両方で守備への意識を持ち続けたことが受賞につながったと振り返っている[A9]。
ただし、ゴールデングラブ賞は守備率だけで決まる賞ではない。松田の三塁守備率.967と今宮の遊撃.988を、外野の1.000より下手だったという比較に使うこともできない。守備位置によって扱う打球や機会数が異なる。受賞は当時の評価を添える材料で、異なる守備位置の能力を率だけで順位付けする根拠にはしない[A6][A9]。
鳥越コーチの指導を伝える当時の記事
Full-Countの福谷佑介による記事は、鳥越裕介内野守備走塁コーチの厳しい特守や、試合前のシートノックの緊張感を紹介している。今宮は入団時から指導を受けた選手の代表格として取り上げられ、記者は長年の指導の積み重ねも失策の少なさを支えたと評価した[B2]。
これは当時の取材記事に基づく説明で、特定の練習が何失策を減らしたかという因果推定ではない。それでも、選手自身が語る守備への意識と、日々の練習を見ていた記者の記述が重なる。個人の能力に加えて、守備を重視する指導と練習の継続があった、とする読み方には裏付けがある[A9][B2]。
優勝を決めた最後のアウトも三塁ゴロ
9月16日の西武戦は、二回に先制された後、四回の柳田の2ランで逆転。五回に4点を加え、七回にデスパイネのソロで7点目を挙げた。最後は松田から明石への送球で三塁ゴロを処理して優勝を決めたと、球団の当日記事が伝えている。シーズンを象徴するような内野のプレーで、胴上げの瞬間を迎えた[A8][A10]。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ソ | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 11 | 0 |
| 西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 6 | 1 |
優勝決定試合のスコアボード。ソはソフトバンク。Rは得点、Hは安打、Eは失策。ソフトバンクはこの日も無失策。試合の一例であり、年間の代表オーダーとして使った上表の年間成績とは集計範囲が違う[A8]。
最終戦は敗れても記録を完成させた
10月8日の楽天戦は0対2で敗れたが、無失策で公式戦を終了した。日刊スポーツによれば、工藤監督は投手を含めて守り勝ったことと、94勝を挙げた選手たちを評価した。敗戦で終わった最終日が、年間の守備率記録の完成日でもあった[B1]。
その後は日本シリーズでDeNAを4勝2敗で破り、日本一となった。11月4日の第6戦は九回の内川の同点本塁打から延長に入り、川島のサヨナラ打で決着。サファテは九回から3イニングを無失点に抑えた。これは公式戦の守備率には含めない別舞台の話だが、年間成績表に載る選手がどのように一年を締めたかを伝える[A14]。
確認範囲と記録の読み方
確認日は2026年10月11日。対象はNPB一軍レギュラーシーズンのチーム守備率で、交流戦を含む。クライマックスシリーズ、日本シリーズ、オールスター、オープン戦、二軍、他国リーグは含めない。2017年の日本新記録は当時の記録報道を確認し、その後の2018年~2026年はNPB両リーグ18表、全108球団シーズンを照合した。各表は全日程終了の数値で、最高値は2017年を上回らなかった[A15][B1]。
最高値を小数第3位の表示だけで比較せず、失策数と守備機会から未丸め値も確認した。1936年以降の全シーズンの守備表を独自に再集計したものではなく、2017年時点の日本新記録の認定を報道に依拠し、以後の更新有無を公式表で確認した。歴代の失策数最少記録を現在まで追う記事ではないため、38失策は「2017年当時の最少タイ」と表記する[A2][A15][B1]。
本稿の「強固な守備」は、チーム守備率の高さと当時の選手・指導の評価を指す。守備範囲、打球速度、難易度、球場や芝の影響を調整した歴代守備力1位の認定ではない。UZRやDRSの歴代同条件データは未検証で、捕球位置や打球別映像の全件分析もしていない。人工芝や特定の練習を、単独の決定原因とは断定しない。